分散投資とは。
投資をする人であれば、必ず知っておかなければいけないことです。
今回は分散投資を行う理由と、その重要性についてお伝えしていきます。
なにうさ美ちゃん、、、
その前置きすごく怖いんだけど、、
投資をする上での分散投資の重要性、つまり「リスク」のお話だからね
目次
投資のリスク
投資をするには、多かれ少なかれ「リスク」を負うことになります。
投資のリスクはお金を失うこと。
投資リスクの種類
投資リスクには主に以下の6種類があります。
株価変動リスク
信用リスク
流動性リスク
金利変動リスク
為替変動リスク
株価変動リスク
その名の通り、株価(株の価格)が上下して変化するリスクのこと。
要するに、株の値段が下がることのリスクです。
例えば、あるA社の株をうさ吉くんが持ってるとするわね。
その会社が不祥事を起こして今にも廃業になりそうってNEWSで流れてたらどうする?
あ、そっか。そういう人が沢山いたら株価が下がったりしちゃうんだね
そういった企業の直接的なNEWSもそうだし、日本、または世界の景気とか情勢なんかでも株価に影響が出てしまうものなの。
アメリカの大統領選で一時的に株価が下がってしまうこともよくある話よ。
信用リスク
株式や国債・債券などを発行している国や企業が、預かっているお金や利息を投資家に返済できなくなるリスク。
あとは、会社の財政難が続いた場合、払えない場合もあるわ
そのためには株を買うときに色んな観点から安全な会社か見極めたうえで買わなきゃいけないし、分散投資の必要性もこういうリスクを考えたうえなのよ
金利変動リスク
金利の変動によって、資産の価値が変動するリスクのこと。
金利が上がれば上がるほど、債券を売却する人が増える傾向にあるの。
だから金利が低い時の債券は売却されるってこと。
そのため、債券の価格は下がる傾向にあるの
流動性リスク
売買が少なくなることにより、株の売買取引が成立せず、売りたいときになかなか株が売れないリスクのこと。
その場合は今後株の売買ができなくなってしまうから、うさ吉くんと同じように売りに出す人、つまり売り手が沢山いて、買い手がつかない場合が多いの。
為替変動リスク
円と外国の為替相場の変動に影響を受け、外貨建ての商品価値が円に換算した時に下がるリスクのこと。
アメリカに渡航する場合は、アメリカじゃ円は使えないから、円をドルにかえてもらうでしょ?
それで、日本に帰ったときに余ったドルを100円にかえたとするとどうなる?
1ドルくらいならいいけど、金額が大きくなればなるほど為替相場の変動リスクはちゃんと考えないと大損することになるからね
5つのリスクを紹介しました。
出来るだけこれらのリスクを回避する必要があるのです。
せっかくお金を増やそうって言うのにお金がなくなってしまっては元も子もないですもんね。
そして、そのリスクを回避する方法の一つが「分散投資」です。
分散投資とは
リスクなどないのが一番ですが、そういうわけにはいかないので
出来るだけリスクがあった時にダメージが少なくなるよう、投資先を分散させる方法です。
分散投資の種類
例えば、以下のような方法があるわ
(例)
・株式投資+クラウドファンディング
→投資の種類をわける
・日本株+外国株
→株式投資は株式投資でも、投資する国をわける
・ETF+IPO
→株式投資は株式投資でも、投資方法をわける
などなど
どの方法も、やり方や投資先を変えることによって何かあった時のためにリスクを分散させています。
もし一つの投資先から損失が出たとしてもほかの分で利益が出れば、損失をカバーできるからです。
一つの投資先だけだと、最悪それですべて失う可能性も出てきてしまうのでリスク分散の考え方は必須ですよ。
「貯金」と「投資」をわけているのもリスク分散の一つですね。
また、株式投資の商品である「ETF」や「投資信託」などは、商品そのものが分散投資を考えられた商品なのでこれらをポートフォリオに入れるのもおすすめです。
もし、一つの投資先でお金を減らしてしまっても他でカバーができる。
簡単に言うと、逃げ道を用意しておかなければいけないということです。
まとめ 投資は一生涯行うからこそ分散投資は必須
人によっては、一括投資しないと大きな利益を出せないと言う人もいます。
確かに投資先を分散すると、一気に大きな利益を出すのはなかなか難しいものです。
しかし、投資は一生涯、長期的に行うべきだと考えているため、短期で一攫千金を狙うのではありません。
そのため、分散投資は必須なんですよ。
巨万の富を稼ぎ出している投資家には一括投資を好む人もいるけど、一般レベルの人にそれは私はおすすめできないわ。
一括投資をして損をした場合でも巻き返せるだけのお金があれば一括投資も問題ないんでしょうけどね。
それでも一つの投資先に全額投資してる投資家もいないはずよ。