ここを抑えとかないと損することになるからしっかり覚えてね
目次
NISAとは
「NISA」とは株式投資の利益を非課税にできる制度のこと。
通常、株式投資をする際に利益が出た場合は税金がかかりますが、その税金を非課税にしてくれるありがたい制度です。
基本情報
条件は下表のとおり。
非課税投資枠 | 120万円/年 |
非課税対象 | 株式・投資信託等の配当/譲渡益等 |
対象者 | 日本在住の20歳以上の方 |
口座開設可能数 | 一人一口座 |
非課税期間 | 最長5年 |
投資可能期間 | 2014年~2023年 |
「譲渡益」は株の売買差益のこと。簡単に言えば株を売ったときに出る利益のことよ。
非課税枠の最大投資額を超えた場合
非課税期間を過ぎる場合
その6年目にまた新しい非課税枠ができるからその枠にそのまま移すってことなの。そうやって非課税期間が終わるたびに移していけるから大丈夫なのよ。
ただし、NISAは2023年までの制度となっているからそのあとは新NISAに引き継がれることになるわ。
この辺のことは話すと長くなるからまた別記事で説明するわね。
NISAの種類
NISAには3つの種類があります。
それぞれの特徴を表にしていますので参考にしてください。
種類 | 特徴 |
---|---|
NISA | 株式・投資信託等の配当/譲渡益等が非課税対象(日本在住の20歳以上) |
つみたてNISA | 長期・積立・分散投資に特化した一定の投資信託が非課税対象(日本在住の20歳以上) |
ジュニアNISA | 株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象(未成年者) |
NISAと積立NISAの違いとは
まず、「積立NISA」は長期運用型の積立タイプ。コツコツと運用して将来のお金を増やしたい人向けよ。
「NISA」は株の売買も積極的に行う積極投資タイプ。キャピタルゲインも狙っていきたい人向けね。
NISAと積立NISAの併用はできるの?
便利なNISAですが、積立NISAとの併用はできるのでしょうか?
ただ、年ごとに変更することはできるけどね。
でもまずは、どっちか一つに絞ってね
でもそのかわり、NISAは非課税期間が5年だけど、積立NISAは20年もあるから投資パターンによってどっちを選んだほうがいいかは変わってくるのよ
メリットとデメリット
便利なNISAですが、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
どちらもみていきましょう。
メリット
・非課税枠内であれば税金がかからない
・非課税期間が終わってもロールオーバーできる
デメリット
・損益通算ができない
・積立NISAとの併用はできない
損益通算とは
例えば下図を見てちょうだい。利益100万円に対して、損失が50万出てるわよね?
だけど、NISAで出た利益と損失については損益通算ができないってことなの。OK?